2015/08/08

8/8/2015東工大オープンキャンパスにてOrigamiSat-1研究開発のアウトリーチ

坂本です。

2015年8月8日(土)は、東工大のオープンキャンパスで、実に推定2万人の来場者がありました!! うーん、すごい。暑い日にも関わらず東工大へ来てくださった皆さん、ありがとうございます。P1040327P1040355

OrigamiSat-1は、東工大の「動設計学(大熊・坂本)研」「小田・野田研」「古谷研」の3つの研究室が主体的に開発しており、さらに、小型衛星開発に豊富な経験を持つ「松永研」にさまざまな支援をもらっています。そんな4つの研究室が、このオープンキャンパスの機会に研究室公開を行い、OrigamiSat-1開発の活動紹介を行いました。

会場は3会場に分かれて行いました。まず、石川台1号館の「小田・野田研」スペースにて、「小田・野田研」「古谷研」「松永研」の3つの研究室が合同で研究室公開。高校生を中心に、300人を超える来訪者があり、午前11時半から午後4時半まで、終始ごった返していましたね。来訪者の皆さん、混雑にご辛抱いただき、本当にありがとうございます。

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第2会場は、石川台3号館の「動設計学(大熊・坂本)研」スペースにて。こちらも、石川台1号館ほどではなかった?かも知れませんが、ひっきりなしの来訪者があり、ここでも熱心に質問をしてくれました。

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第3会場は、西5号館にて、ORIGAMI Project代表者の坂本が、「宇宙で開く折り紙構造」という講演を行いました。270人収容の講義室が満席!(整理券を配布)なのでした。30分間の講演後、熱心な質問が出て、講演会終了後にも坂本は10人超の熱心な高校生に囲まれて質問を受けました。本当に、皆さんの熱心さに圧倒されっぱなしでした!

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特に若い世代が、宇宙工学に極めて強い興味を持ってくれていることを肌で感じました。本当に私たちも研究開発をしっかりやっていかないと、と励まされました。

研究活動をするとき「アウトリーチ」が重要、と言われるのは、しばしば「国民の税金を使っているから説明責任が…」という文脈で語られて、それはもちろんそうなんでしょうけれど、今回の公開でつくづく思うのは、周囲からの「期待」がどれだけ私たちを励ましてくれるかということです。私たちが日々やっていることを、「すごい!」と眼を輝かせて聞いて/見てくれる人たちがいる。そのことを意識するだけで、私たちが前に進む力になります。

私は講演で、宇宙開発の父・ツィオルコフスキー(ロシアの研究者)の、「今日の不可能は、明日可能になる」という言葉を紹介しました。これもまた、自分で言ってみると、一番励まされたのは自分だという気がします。そうです、この心意気で前に進んでいきましょう!

オープンキャンパス、お疲れさまでした。今後ともORIGAMI Projectにご期待ください。

坂本