2015/03/02

OrigamiSat-1のミッション・ステートメント

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先のエントリーで「OrigamiSat-1の目的」について書いたところですが,目的の明確化の次に,「ミッション・ステートメント」を書いてみます.

「目的」はどちらかというと,本ミッションの背景とでも言うもので,「ミッション・ステートメント」ではもっと直接的に,「この衛星はこれこれを目指します!」とより具体的に書きます.(さらにもっと具体的にしたものを,この次に「サクセス・クライテリア」として書きます.)このあたりの記述の段階分けは別にこうでないといけない,という決まりがあるわけではないと思います.でも,抽象的な概念から,定量性のある具体的な記述へと少しずつ導いていく,というのは本当に自分たちの頭の中を整理するのに役立つ…,はずかなと.

とりあえず,最初の案として以下のような「ミッション・ステートメント」を書いてみています.

OrigamiSat-1 ミッション・ステートメント (As of Mar. 2, 2015)

研究開発コミュニティ醸成のためのパイロットプロジェクトとして,以下の3つのミッションを実施する.

1 .膜展開ミッション: 今後多様なアプリケーションへの発展を実現する目的で,先進的な膜構造の展開・展張特性を計測し,(i) 膜構造の設計・検証手法の発展に貢献するとともに,(ii) 多様なユーザーへのアピールを行う.

2. 宇宙実証スキーム開発ミッション: 先進的展開構造の宇宙実証スキルを向上させる目的で,(i) 構造系研究者に宇宙実証の具体的方法を提示し,さらに(ii) 展開構造の軌道上撮影を目指した伸展ブーム展開を行う.

3. アマチュア無線ミッション: アマチュア無線家と連携した無線技術獲得の目的で,5.84GHz高速通信を実現する.

うーむ,特に「1. (ii)」「2. (i)」の部分が曖昧な記述になってしまっているので,まだまだ検討を続け,より良い定義を見つけていきたいと思っています.とりあえず,たたき台を示さないことには議論が進みませんので,少し自信のない記述でも,とにかくどんどん書いてみることに意味があると思ってやっています.
坂本啓

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